7月のある日、お呼ばれで着物をお召しになるお客様、単衣(ひとえ)の訪問着でした。
※注)単衣(ひとえ)とは、冬と夏の間(6月,9月)に着る裏地無しの着物の事
お話を聴くと、お気に入りの単衣の着物を誂えて愉しみにしていた6月の結婚式が、7月に変更になったとのこと。どうしてもその着物で出席したいというご相談でした。
エアコンがよく効いている会場ですし、写真映りの為、盛夏に冬物の留袖を着る昨今、お気持ちを大切に着付けました。
後日詳しい方に、季節をあわせるため、単衣の着物に夏物の帯をしても良い事を教えていただきました。
季節のきまりごとは大切ですが、コーデネイトの仕方でアレンジが出来る事を学ばせて頂きました。
一年を通じて色々なアレンジで、皆様が着物を楽しんで着る事が定着していけば、もっともっと着物文化が広がっていく事でしょう。
(笠谷まこと)
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